ジャンル | 産婦人科、小児科、麻酔科 |
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営業時間 | 受付8:30~12:00/13:30~16:30 診療9:00~12:00/14:00~17:00 面会11:00~21:00 |
定休日 | 日曜日、祝日、年末年始(12/31~1/3) |
住所 | 埼玉県富士見市針ヶ谷526-1 |
電話 | 049-252-2121 |
「恵愛病院」は、柳瀬川を超えてみずほ台側にある病院です。産婦人科と小児科、麻酔科があります。
恵愛病院の前身は、1971年に設立した、つるせ産婦人科でした。1983年に恵愛病院となり、2004年には産科専門病院を新築移転し、2011年に生殖医療センターを併設して、体外受精などの不妊治療も行うようになりました。
柳瀬川はもちろん、その周辺の駅に住む人も多くの場合、出産のために、この病院を利用します。というのも、この病院以外の選択肢がほぼないということと、無痛分娩に対応しており、設備も充実していることが主な理由になっていると思われます。
院内1階には、喫茶店が併設されており、診察を終えた人とその家族が軽食を口にすることができるようになっています。ちょっとした庭園もあり、散歩することもできます。
2階以上は分娩室や入院するための病室、入院中の人が食事をするレストランなどがあります。
実際、わたしの妻がこの病院で無痛分娩で出産しましたが、無痛分娩とはいえ、陣痛が起こってからギリギリまで待ってから痛みを感じなくするための薬を打つので、しばらくは痛みを感じます。しかし、妻が入院中に知り合った人の話によれば、自然分娩を選択した場合に比べると、出産はかなり楽なようです。
分娩室に立ち会うことができるのは夫のみとなっており、夫以外の家族は皆、外の待合室で待つことになります。
無痛分娩の場合は、計画的に出産するので、前日に入院し陣痛促進剤を入れて陣痛を促し、それがある程度の痛みになったところで無痛分娩を開始します。陣痛が起きるまで、分娩室でしばらく待つ時間があり、その間、暇にならないようにテレビが分娩台の真上に設置されています。
出産時は、サポートも含めて5~6人の体制で行います。産まれると立ち会いの夫は赤ちゃんと一緒に分娩室の外に出され、測定などを見ながら撮影タイムがとられます。その間に妻は、分娩室で胎盤を排出しています。
出産が終わると一旦赤ちゃんは病院側で預かり、翌日から母親と同室になり、沐浴や授乳などを病院に教えてもらいながら行います。母親が食事をするときには、病院に赤ちゃんを預けてレストランに行きます。このレストランが病院食ではなく、かなり本格的な食事を出します。日によって異なりますが、和食、イタリアン、フレンチなどがあり、家族も2回だけ無料で食べることができます(お金を払えば2回以降も食べられます)。病室には夫も4000円以下で泊ることができます。退院するときには、様々な育児グッズのほか、おめでとうのケーキまでもらえます。
また、出産前にも後にも様々なイベントや勉強会などが催されており、例えば、妊娠期間に開催された父親学級では、夫だけが集められて、講師が、妻のサポートをいかにするかについて、かなり納得するようなためになる説明をしてくれました。この会に出るだけでも、夫としては目からうろこな内容だと思います。最初は妻に出てくれと言われて嫌々出たとしても、周りが同じような人ばかりであるのに加え、内容がきちんとある講習会なので、聞く価値が十分にあります。
退院後にも、様々な特典がついています。そのためか、普通の病院で出産するよりも、コストはかなり高くつきます。助成金を利用すればマイナスにならないこともありますが、恵愛病院ではプラスになることはあり得ません。しかし、前述の通り、産婦人科の選択肢が他にないために、この病院を選ぶ人が多いようです。小児科や不妊治療についての評判はわかりませんが、出産に関しては評判は良いようです。
一つ文句があるとすれば、入口を入ってすぐのところが待合室になっており、かなりの広さがあるのですが、冬場はドアを開けるとすぐのところにあるため、冷たい風が直接当たる位置にあり、体が冷えてしまいます。2重扉になっていればいいのに、と思ってしまいますが仕方ありません。対策としては、なるべく奥の方まで入ることです。また、庭園側に続く扉もあるので、その扉のそばに座ってしまうと体を冷やしてしまうことになるので、そこも避けましょう。
この情報は2014年3月現在のものです。